74 植物の生長と子どもたちの成長

植物の生長と子どもたちの成長

~ 命の尊さを学ぶ ~

 

◎学校には、子どもたちが育てた植物がグングンと生長しています。

 朝は、植物の水やりとその生長ぶりを友達同士で語り合うのが、

 ひとつの日課となっているようです。

 

◎1年生の子どもたちは、朝顔の花が何輪咲いたか、その数をしきりに

 報告してくれます。自分が育てた朝顔の生長ぶりが嬉しくて仕方ない

 のでしょう。

 

◎5年生のメダカもそうでしたが、子どもたちは、命をとても大切にします。

 理科の観察で飼育したメダカや、栽培した朝顔、ホウセンカ、ミニトマトなど

 の生長を通して、命の素晴らしさ、命の大切さを学んでいるのです。

 

◎今、子どもたちの目の前にある命を大切にすること、この学びは、優しさや思いやり

 だけでなく、自分の命の有難さや、人の命の尊さを胸に刻んでくれることでしょう。

 

◎昨日の午後、さいたま市内の獣医師さんが、教育委員会の先生と一緒に、本校の飼育

 委員会で飼育しているうさぎの巡回診察に来てくださいました。

 以前、私が獣医師さんに聞いたお話しです。

 

「動物介在教育、動物を介して、子どもたちに命の大切さを学んでもらう教育の

 ことです。動物の心臓の鼓動や体温をその手で感じながら、命のぬくもりと大切さ

 を実感してもらうための教育です。獣医師会でも、そうした観点から教育委員会に

 協力し、各学校を巡回しています。」

 

◎植物には鼓動はありませんし、体温もありません。しかし、愛情を持って育てれば、

 その生長から命を感じることができます。

 

命は、誰にも たったひとつしかない、かけがえのないもの。

 日々の生活の中から、機会をとらえて

 子どもたちに 命の大切さ、尊さを学ばせていきましょう!

 

  本太小学校長  千葉 裕(ちば ひろし)

 

 

 

 

  • 2023年07月05日 10:16

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