406 大学入学共通テストから見る学力観
カテゴリ: 情報提供、教育コラム
大学入学共通テストから見る
学 力 観
◎大学入学共通テストが13日、14日に
無事に終了しました。新学習指導要領に
伴い、6教科30科目での実施は今回が
最後で、来年は「情報」が教科に加わり
7教科21科目に再編成されます。
◎今回の共通テストに関する記事を探って
見ると、子どもたちに求められているこれ
からの学力観が浮かび上がってきます。
◎ひとつは、数学でも計算するだけでなく、
考える問題が増加しています。
状況を説明し、主体的に解決させるため、
会話文などが増えて、結果、文字数が増え、
文章の読解力も必要となってきます。
◎また、多様な資料が同時に提示されるため、
それらの情報を読み解く思考力も求められま
す。国語の問題にも多様な資料の意味・活用
が求められています。
これらの背景には、来年度から加わる「情報」
の存在もあるでしょう。小学校でもプログラ
ミング教育に取り組んでおりますが、この延長
線上に教科「情報」があります。
◎子どもたちの主体性、多様な資料を読み解く
こと、深く考えることが、今まで以上に重視
されます。
◎ICTの活用、友達との協働、そして、自分の意
見を明確にして表現すること、今、本校でも
大切にしていることですが、さらに研究を進め
てまいります。
◎また、本日の安心メールでお伝えした埼玉県
公立高等学校入学者選抜方法の改善いおいて
も、令和9年度から自己評価資料を提出し、
面接を行うよう改善されるようです。
令和に入り、子どもたちに必要とされる
学力観も大きく変わろうとしています。
☆令和に求められる学力観について、
一層の研究をして子どもたちの教育に
取り組んでまいります!
本太小学校長 千葉 裕(ちば ひろし)
- 2024年01月15日 13:10