343 OECD PISA結果に思う
カテゴリ: 教育コラム
日常の題材データで解く!
PISA結果 日本の読解力大幅改善!
◎5日(火)に公表されたOECDの国際学習到達度
調査(PISA ピサ)、2022年度の結果では、報道
されているとおり、日本の平均正答率と順位が向
上しています。
特に前回課題とされていた「読解力」が大幅に改善
されていました。
◎ここで言われる「読解力」とは、従前の文書の意味を
読解するにとどまらず、様々な情報を収集し、比較し、
自分なりの考えを持つという、力を指しています。
◎そのために必要とされる力は、子どもたちが自らの
課題を見出し、主体的に探究する力です。
また、友達との対話や協働も欠かせません。
◎本太小学校でも、ICTを活用した授業改善や、子ども
たちが自ら課題を見出し、友達と協働しながら解決
する、そして、それを自分なりの方法で発表できる
授業に積極的にチャレンジしています!
◎また、身近な話題や子どもたちに今後必要となるテーマを
定め、教科横断的な授業も工夫しています。
5年生の「防災」をテーマにした総合的な学習では、校外
学習も含め社会科や理科との教科横断的な視点をもった
授業を展開しています。
子どもたちは、防災センターで実際に震度7の揺れを体験
したり、地震のメカニズムを調べたり、ICTを活用したり
して防災についての情報を収集したりしながら学びを進め
ています。
3学期には、「本太小の防災士」になれるよう「防災士」
の検定の合格を目指すそうです。
◎他の学年でも、ICTを積極的に活用しながら、主体的で
探求的な学びが進められるよう、日々の授業で工夫して
おります。
◎もちろん、そのためには教師の授業研究は欠かせません。
本太小学校では、すべての教師が、従来の授業の良さを
生かしながら、ICTを活用した令和の時代に求められる
授業力を身に付けられるよう今後も授業研究に積極的に
取り組んでまいります。
☆すべては、本太小学校の子どもたちの
明るい未来を拓くために!
本太小学校長 千葉 裕(ちば ひろし)
- 2023年12月06日 09:19