208 体育授業と学級経営

体育授業と学級経営

~ 2年4組の授業を参観して ~

 

◎今日、運動会の練習の様子を参観しようと思い、運動場へ出ました。

 すると、運動会の練習をしている学年はなく、2年4組が通常の体育

 授業をしていました。

 私の姿を見つけると、担任の佐藤先生と子どもたちが元気に声をかけてくれます。

 そして、「ボール投げゲームの様子を見てください!」と何人もの子どもたちから

 お誘いを受けました。

 

◎学級の子どもたちのあたたかい雰囲気に誘われて、ボール投げゲームを応援させて

 いただきました。

 

◎すると、ゲーム前後の挨拶やマナーもしっかりしています。

 勝ったチームは、負けたチームの友達にも「頑張って!」と声援を送っています。

 ゲーム中は、助走をつけて少しでも遠くへ紅白玉を投げようと全力で頑張る

 子どもたち。

 この調子で、ゲームを重ねれば、子どもたちの弱点である投力も必ずや向上できる

 でしょう。

 

◎さて、佐藤先生の指導ぶりと子どもたちの様子を参観していて胸が熱くなりました。

 私は、担任時代から長年にわたり、「体育授業と学級経営」というテーマで継続的に

 授業研究に取り組んでいます。

 

◎体育授業と学級経営は密接に関係しているのです。

 特にゲームの授業で、子どもたちがルールやマナーをしっかりと守って学習している

 学級には肯定的な人間関係が育っています。

 しかも、学級開きから100日間で成果が表れ始めるのです。

 そんなことを思い出しながら、2年4組の授業を参観させていただき、心があたたかく

 なりました。

 

 そう言えば、私が最後に担任した子どもたちも2年生でした・・・。

 

 

☆子どもたちの豊かな、肯定的な人間関係の育成、大切にします!

 

 

 

   本太小学校長  千葉 裕(ちば ひろし)

 

 

 

 

  • 2023年10月13日 12:40

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