166　久しぶりの体育授業(?)

体育授業　～　WBGT(暑さ指数)からの解放　～

 

 

◎暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)とは、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。

この指数が31を超えると、運動禁止です。気温にすると35℃くらいです。

 

◎9月も中旬になっても、連日WBGTが31以上を記録していたため、30分間休みの

　外遊び禁止、体育授業も中止という状況が続きました。

 

◎しかし、今日は太陽も陰り、久しぶりにWBGTが31を超えなかったため、

　外遊びも体育授業も解禁です。

　30分間休みの前には、わざわざ校長室を訪ね、「今日は外遊びできますか?」

　と質問する子どももいました。

　「放送がなければ、大丈夫だよ」と答えると嬉しそうに「ありがとうございます」

　と校長室を後にしました。

 

◎体育授業の様子を見に行くと、体育館にも運動場にも、水筒を持った子どもたちの姿

　がありました。

　例えWBGTが31を下回っていても水分補給をしっかりと行い、熱中症を防止します。

 

◎また、準備運動も、木陰を探して少しでも涼しい場での活動を考慮していました。

 

◎子どもたちにとって、運動は大切な「成長の栄養」です。思い切り体を動かし、

　汗をかくこと、この栄養をWBGTに奪われてしまっていたのは残念です。

 

 

☆「暑さ、寒さも彼岸まで」　

　　WBGTの警告「31」とも

　　そろそろお別れしたいものです!

 

 

　　　　本太小学校長　　千葉　裕(ちば　ひろし)