136 夏休みの研究成果

夏休みの研究成果

 

 

◎夏休みは、子どもたちが自主的に研究した内容も提出されています。

 子どもたちの関心や研究の動機を興味深く読ませていただいている

 ところです。

 

◎今日の30分間休みは、代表委員会委員長の本田さんと約束していました。

 内容は、本田さんが研究した内容について報告してくれるというものです。

 体育座りのことは、7月にもお話しをし、夏休み中に研究するので、その成果

 を2学期に報告してくれる、と約束していたのです。

 

◎研究の動機は

「朝会などで体育座りをするのがとても痛くて、辛かった。そこで、体育座りより

 もっとよい座り方がないのか知りたくなったから。そして、なぜ、今まで体育座りを

 していたのか、メリットやデメリットを知りたいと思ったから」

 という、立派なものでした。

 

◎このように、日頃行われていることを、改めて見つめ直すということは、とても

 重要なことだと思います。

 

◎予測不可能と言われる未来社会において、常識や前提にとらわれずに、自ら考え、

 工夫することは必須となる力です。

 

◎昭和、平成と、教育の場では、「これは決まっていることです」「正解はこうです」

 というやや同調圧力のかかりやすい教育スタイルでした。

 

◎しかし、これからは、自分で課題を考え、他者と協力しながら、自分なりの解決方法

 で「解」を見つけていく力が求められているのです。

 

◎今回の本田委員長さんの研究は、こういった観点から見ても、卓越した研究であると

 思います。

 

◎本田委員長さんの研究による提案を今後、どのように反映していくのか、代表委員の

 皆さんと教師と一緒に考えていきたいと思います。

 

☆子どもたちの課題意識と自主性を伸ばせる学び舎を目指します!

 

  本太小学校長  千葉 裕(ちば ひろし)

 

  • 2023年09月04日 14:24

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