79 星に願いを!

今日は七夕!

   天の川を渡れるかな?

 

◎朝、嬉しそうに笹を持ってくる子どもが数人いました。

 そうです。今日は、七夕です。

 

◎校内を巡ってみると、七夕に関係する掲示物が幾つか見られました。

 写真を掲載させていただきます。

 

◎そう言えば、街を歩いていても、七夕に関するオブジェ等が少なくなって

 きたように感じるのは気のせいでしょうか。

 コロナの影響で、お祭り関係は縮小されていたここ数年間・・・。

 

◎子どもたちの夢をはぐくむようなお祭りやイベントは、ぜひ、復活して

 いただきたいものです。

 

◎七夕は、織姫、彦星の1年に1度の再会が許された日です。

 今夜、天の川を渡って、再会を楽しむことでしょう。

 

織姫と彦星の代表的なお話しは次のとおりです。

 

「天の川の西岸に住む機織りの名手・織姫と、東岸に住む働き者の牛使い・彦星が、織姫の父親である天帝のすすめで結婚しました。
しかし、二人は仲睦まじくするばかりで全く仕事をしなくなってしまいました。
これに怒った天帝が、天の川を隔ててふたりを離れ離れにしました。
ところが、今度は悲しみに明け暮れるばかりで働かなくなってしまいました。
そこで、仕事に励むことを条件に七夕の夜に限って再会することが許され、七夕になると天帝の命を受けたカササギの翼にのって天の川を渡り、年に一度、再会するようになりました。」            

      (「暮らしの歳時記ガイド」三浦康子氏 より)

 

◎「再会」というと美談に聞こえますが、そのようになってしまった原因を考えると、

 日々の自分の仕事をしっかりと行うことの重要性をこの物語は、説いているのでは

 ないでしょうか。

 

◎七夕は、願いを短冊に書いて祈る行事として定着していますが、織姫と彦星の話を

 もう一度、読み直して、そこから学べる教訓を見出してみてはいかがでしょうか。

 

◎折角の七夕まつりなのに、説教か?  と言われてしまいそうです。

 教師というものは、何かにつけて 「教えたがる」性(さが)を持っている

 生物です。 すみません・・・。

 

☆今日の夜空に、星々が輝きますように!

 そして、本太小みんなの願いが叶いますように!!

 

    本太小学校長  千葉 裕(ちば ひろし)

 

 

 

  • 2023年07月07日 11:43

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