17 川村洋明先生に学ぶ

自由画教師 川村洋明 先生 来校!

 

◎本日、駒場自治会の川村洋明会長が来校されました。

 川村会長は、自由画教師としてもご活躍されています。

 以前、育成会の集まりの中で「自由画とはどのような

 絵画ですか?」とご質問させていただきました。

 川村会長は、「今度、実演してご説明しましょう」と

 お答えくださり、本日のご来校となりました。

 

◎川村会長のご説明は、自由画に至るまでの経緯や修業時代

 のエピソードなど多岐にわたり、大変興味深いものでした。

 

◎そして、いよいよ自由画の始まりです。川村会長は、私が色紙に書いた

 名前から、私のイメージをペンでスルスルと描き始めました。その手は、

 一度も止まることはありません。

 

◎描きあがった後、川村会長は、「校長先生が名前を書いた時点で、すでに

 私の頭の中に自由画が描きあがっていました。それをペンで形にすればよい

 だけです。」と、作品について、説明を補足してくださいました。

 

◎一芸を窮めた方は、その芸に人間性が、滲み出ています。

 川村会長のペン運びと作品には、豊かな人間性とあたたかいお人柄がひしひしと

 伝わってきます。

 

◎川村会長は、作品とともに作画に用いたペンや消しゴム、羽ほうきまでプレゼント

 してくださいました。その理由として、川村会長はこのようにおっしゃいました。

 「校長先生が、この自由画を人に説明される時には、この線を描いたのはこのペンで

 この部分はこちらのペンで、と実際に使用した道具も合わせて説明していただかなく

 ては人には伝わりません。だから、一式すべて置いていくのです。」

 

◎川村会長のお話しから、人に伝わる説明をするためには、どのような心構えが必要なのか、

 改めて勉強させていただきました。 川村洋明会長、有難うございました!

 

◎ 芸はひとなり 教育も人なり  そして、教育は愛

        本太小学校長  千葉 裕(ちば ひろし)    

 

 

  • 2023年06月06日 15:44

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