230 子どもたちの自主性と自立性(金管バンドクラブ)
カテゴリ: 教育コラム、学校生活
嬉しい成長!
子どもたちの自主性と自立性
◎これから教育では、「サイ、サイ教育は通用しません」
サイ、サイ教育とは
「皆さん、○○しなサイ、違いますよ、これは▽▽しなサイ」
というように、教師や大人が、ひたすら指示をして、子どもたちは
その通りに学習する教育スタイルのことです。
◎もちろん、教えなくては分からない基礎的、基本的なことについては
子どもたちにしっかり、じっくり教えていくことは、昭和も令和も変
わることはありません。
◎今、令和の時代に求められている姿勢は、その後の段階、子どもたちが、
自ら課題を見出し、自主的に、しかも自立的に課題解決に取り組む姿勢
です。
◎このことは、社会に出て、会社等の組織の中でも同様に求められます。
指示待ちの職員ではなく、自分で考え、工夫し、行動する姿勢が求め
られています。
そして、そのような姿勢で取り組んだ結果が、組織の成果としてフィード
バックされることが理想とされています。
◎さて、本校の教職員は、子どもたちの自主性と自立性を重視した教育活動
を日頃から心がけています。
その成果が、色々なところで見られるようになってきました。
先日、お伝えした計画委員会や応援団の活動もそのひとつです。
◎また、本校の金管バンドクラブにも、その姿勢が色濃く見られます。
5年生の引率で、主担当の松尾先生が留守をしている間、変わらず楽器の
音色が聞こえるので、音楽室を覗いてみました。
留守の間、交代で様子を見ている教員はいるものの、子どもたちが、
松尾先生のメニューを基にしながらも、自分たちの手で練習会を運営
しているのです。
◎部長の堀さんに質問すると「6年生を中心に、それぞれのパートに分かれ
てもきちんと練習できます!」と力強く答えてくれました。
つまり、金管バンドクラブの子どもたちも、6年生のリーダーシップの
もと自主性と自立性を持って、練習に取り組めているのです。
◎運動会では、アトラクションだけでなく国歌の演奏も頑張ってくれる
そうです。
やらされているのではなく、自分たちの強い意思を持って取り組んでいる
練習の成果は、必ず、聴く人にとって感動という形になって伝わるはずです!!
☆運動会での金管バンドクラブの活躍にも
どうぞ、ご期待ください!!
本太小学校長 千葉 裕(ちば ひろし)
- 2023年10月20日 07:18