226 子どもたちの持っている可能性!
カテゴリ: 教育コラム
子どもたちの可能性にリスペクト!!
◎掲載した画像は、本校の1年生がノートに描いた絵です。
いかがでしょうか?
教師に教えられたわけではないのに、遠近法を用いて描かれてい
ます。そう、思いませんか?
◎遠近法は、絵画の描き方の中で、絵画芸術の世界に大きな転換を
与えた技法だとも言われています。以前、絵画の教育番組で視聴し
た記憶があります。
◎この絵には、このお子さんの輝く感性と卓越した表現力が感じられ
ます。
私には、この絵を見ながら、思い出したことがあります。
教育関係の書物だったか、何かの研究会だったか・・・・
◎「教室には、無限の可能性を持った子どもたちがいます。
教師は、たまたま、その役割から子どもたちを指導している立場にある
だけです。決して、子どもたちより能力が高いから指導している訳では
ないのです。このことをしっかりと理解して教壇に立たねばなりません。
子どもたちを、素晴らしい可能性を持った一人の人として、リスペクト
する気持ちが大切なのです。」
◎担任時代、このことを頭に入れてから、学級の子どもたちにも、人と人と
の出会いであること、されど、教師と子どもたちという師弟関係であること
などを話しながら、子どもたちとの一期一会を大切にしてきました。
この姿勢は、教育委員会時代も管理職になってからも変わることもありません。
◎子どもたちの持っている可能性は、一人ひとり異なります。
その異なる可能性の種子を見つけた時に、「すごいね!」と認め、その才能に
対して、子どもに対して、リスペクトする心を大切にしたいと思います。
そんなことを、1年生のお子さんのこの絵を見て、思い出し、改めて心に刻ん
だ次第です。
☆今日は、どんな「すごいね!」に出会えるか!
楽しみです!!
本太小学校長 千葉 裕(ちば ひろし)
- 2023年10月19日 07:22