143 いきものとなかよし

1年5組と2年3組の合同授業

「いきものとなかよし」

 

◎「いきものとなかよし」という生活科の授業で、1年5組と

 2年3組が合同で授業を行いました。

 

◎1年5組の教室へ2年3組の子どもたちが移動し、虫取りに

 ついて、2年生が1年生の質問に答える形で授業が始まります。

 

◎2年生は、自分の経験から、虫取りのコツや、どこに虫がいるのかなど、

 1年生の質問に答えていきます。

 1年生に教えている時の2年生は、とても優しく、丁寧で、立派な先輩ぶりを

 見せてくれました。

 

◎1年生も2年生のことを信頼して、教えてもらったことをプリントに書いて

 まとめていました。

 

◎20分間くらい後、今度は、ふれあいパークや校庭へ出て、実際に虫取りを

 しながら、いきものについて、1年生、2年生がペアになって学習を進めて

 いきます。

 

◎学年を越えて交流し、学び合う経験は、子どもたちの学びのスタイルを拡張

 する意味でも重要です。

 多用な他者を受け入れ、協調・協働する学びは、子どもたちにとっては生涯に

 亘って必要な学びとなります。

 その原点を今回の授業で見た思いがしました。

 

◎普段、あまりお会いしたことのない人とコミュニケーションをとり、相手に分かる

 ように説明したり、質問したりする活動は、大人の社会では当然のように行われて

 います。

 そこに必要なコミュニケーション力やプレゼン力などを身に付けさせるために、

 学校でもスマイルタイムや通学班などの縦割り活動を実施しています。

 

◎1年5組と2年3組の子どもたちは、この学習の後、どのような感想を

 持つのでしょうか?

 楽しみです!

 

☆子どもたちが社会に出て必要になる力を身に付けられるように、

 学校では、工夫を凝らして教育活動を展開しています。

 

  本太小学校長  千葉 裕(ちば ひろし)

 

 

  • 2023年09月07日 09:41

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