118 通知表の変化

通知表の変わるかたちが報道されていました

 

◎子どもたちも、保護者の皆様にも大変関心のある通知表、学校での学習や生活の

 様子をお伝えする大切な通信です。

 

◎さて、近年この通知表が、形を変え始めています。8月19日の新聞でもかなりの

 スペースを使い、報道されていました。

 その中に書かれていたことの幾つかをお伝えします。

 

◇今年度から、通知表の作成を各学期の3回から9月末と3月末の2回に変更。

◇総合学習や道徳の評価の所見を3回から1回に変更。

◇総合所見の廃止。

◇所見欄を廃止したフォローとして夏休み中の保護者面談などでカバーする。

 

報道の中で、上智大学の奈須正裕教授のコメントが掲載されていました。

「通知表の本質は子どもの強みや弱みを本人と保護者、学校とで共有し、一人ひとりの

学びを良くすること。それを担保できるなら他の形があってもいい。日本の公教育は人間

育成にも踏み込む手厚さが信頼の足場でもあったが、総合所見などは教員の過酷な勤務に

もつながる。本当に必要なものに絞るなど、可能な負担軽減は進めるべきだ」

 

◎通知表のもっている役割など、根本的なことを見つめ、子どもたち、保護者の皆様、

 教員にとって、好ましい形を検討していく時期に来ていると感じています。

 

☆子どもたちの励みになるような通知表の研究と検討を今後も進めてまいります!

 

      本太小学校長 千葉 裕(ちば ひろし) 

  • 2023年08月21日 08:02

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