1896 ものごとの定着

 ものごとの定着

 

 

◎教育学者の森信三先生は、「ものごとを

 定着させるには100日間を要す」という

 教訓を遺しています。

 

◎4月から教育活動を行い、何かひとつの

 ことを確実に定着させるためには、100

 日間かかる、という教えです。

 

◎担任時分から、このことを実践し、肌で

 感じています。

 4月から数えて100日は、10月の中旬頃

 になります。運動会の頃には、芽が出て

 花が咲き始めます。

 

◎そして、今の時期、その花が実となり、

 日々の子どもの行動にも目に見えて表れ

 るようになります。

 

◎学級を訪問し、挨拶をすると間髪おかず、

 笑顔で挨拶を返してくれる心遣い、係活

 動で読み聞かせを継続し、お友だちの前

 で絵本を上手に読み聞かせてくれる子ど

 もたち、廊下の体育着袋や手提げ、雑巾

 が1つも落ちていない気配り等々・・・

 

◎一見、当たり前のように見えますが、こ

 れは、100日間以上継続して教師が指導し、

 子どもたちが懸命に学んだ成果なのです。

 

 

☆ ものごとの定着には100日間を要す、

  まさに名言だと思います。

 

 本太小学校長  千葉 裕(ちば ひろし)

 

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  • 2025年12月11日 09:26

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